現代社会は「二極化」がキーワード

パソコン雑誌の編集をやっている人から聞いた話だが、ここ数年、能力のあるライターが減ってきたらしい。パソコンを使いこなせる人は、ライターではなく、IT業界を目指すからではないか。そっちの方が圧倒的にギャラもいいし、とのことだ。
ネットでも、筆力のある若手も少なくなってきたのではないかと思う。2ちゃんねるでネタを書く能力や、読み手はリアル知り合いだけの日記を書く能力なら、まったく問題ないだろうけれど。
まあまあ書ける人は、だいたい30代後半から40代、ちょうどパソコン通信時代にニフティでバトルを繰り広げていた人たちじゃないかな。それより下となると、もちろんいるけど、ぐっと数は少なくなる。ネタは書けても、議論する力はなかったり。
これから、モノを書いて何かを考えたい人は、ほぼ100%、ブログから始めることになると思うけど、自分と意見の異なる人と議論するには、ブログは少し難しい。相手もブログを持っていて、トラックバックで議論のやりとりをするのが普通だと思うけど、議論の流れを追っていくのが面倒だ。当事者以外にはハードルが高い。
ああ、そうか。掲示板でやればいいわけだ。しかし、ステハン乱発、身元詐称可能な場所では、いい議論は育たないだろうなあ。


あ、そうだ!はてなを一つのコミュニティと見るのなら、やりようはあるかも!今頃気付くなんて、私はアホか(笑)。


(追記)
2ちゃんねるの隆盛とともに、議論を罵倒しあうことと間違えている若者たちが増えてきた、と言える?